かすみ草のブーケを綺麗に保存して残したいときは、ドライフラワーにしてお花を保存するのがおすすめです。
綺麗なお花もいつかは枯れてしまうもの。でも、ドライフラワーにすることで、かすみ草を綺麗に残すことができます。
ここでは、「ハンギング法」でドライフラワーを作る方法と「ドライインウォーター法」でドライフラワーを作る方法についてお伝えします。
作り方の手順を知って、綺麗なかすみ草のお花を長く保存できるようにしましょう。
ドライフラワーは、インテリアとしてお部屋に飾ってもおしゃれです。ドライフラワー作りのコツやポイントを知って、可愛いブーケを長く残すと良いですよ。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
スポンサーリンク
かすみ草のお花をブーケのまま保存!定番のハンギング法
ハンギング法とはドライフラワーの茎を上に向け、花の部分を下に向けてつるす方法です。
ハンギング法で作ったかすみ草は色も見た目も生の花とは違った風合いが出て違った楽しみ方ができます。
また出来上がってからはそのままでも良いですし、お気に入りの花瓶に刺しても良いです。大きめのリボンをかけてブーケのようにしたり、包装紙や英字新聞などを使って小さな花束にしても良いでしょう。乾燥すると花や茎が折れやすい状態になるのでアレンジする場合は慎重に行いましょう。
ハンギング法でお花を保存する場合は、天候や湿度などの注意が必要になり、必要な道具を用意する前に数日前後の天候をチェックする事をおすすめします。
かすみ草のお花をハンギング法で保存するときの手順
用意する物
- かすみ草
- 輪ゴム
- 紐
- ハサミ
- 新聞紙
- 作業する台に新聞紙を大きく敷き、かすみ草の茎の側を紐で束ねます。紐はどのような素材でも良いですが、比較的風の通りが良い素材で麻素材の紐や、綿の素材のもので幅が細いものが良いでしょう。
- 風が通る直接強い光が当たらない場所で乾燥させます。
我が家では玄関に飾っています。出入りの際に風がとおり、日が当たらないため家の中では年中涼しい場所です。 - 花がかさかさに乾燥し、茎を触ってしならなくなったら出来上がりです。まだ柔らかく感じる時はそのままの状態で数日待ちましょう。
ハンギング法でかすみ草のブーケを保存するコツや注意点
かすみ草のブーケをキレイに保存するには
- かすみ草を1本ずつに小分けにしましょう。そのままでも絡まった時にお花の部分が取れてしまいやすいですが、乾燥が進むと軽く触れただけでお花や茎から折れてしまうことがあるため、柔らかいうちに絡まない状態にしましょう。
- つるすための紐をつけます。茎の引っかかる部分がないと、軽く華奢なかすみ草は風が吹くだけで外れて飛んでしまいます。さらに乾燥が進むと茎が細くなりしなりが無くなってしまうため外れやすい状態になってしまいます。外れないように枝が分かれている部分にもかけて縛ると良いでしょう。またどうしてもかかる場所が無い場合は輪ゴムを使って縛ると落ちる事はありません。
- 湿気が気になる場合は壁につかない様に壁からの隙間がある場所にするか、茎の部分が浮くように新聞紙を使って隙間を作ると便利です。
- 乾燥してると思っている場所でも比較的湿気があるため水を使わない場所や人が居る時間が多い場所以外に乾燥させる場所を考えましょう。
ドライインウォーター法もおすすめ!かすみ草でブーケ作る方法
自然な状態でかすみ草を乾燥させる方法
切花を花瓶に入れて水が無くなってしまって枯れてしまう方法とは違い、花瓶の水は少量で大丈夫です。生花を飾っていて枯れてしまった時とは違って綺麗にかすみ草を乾燥させることができます。
- 沢山の水を入れない。
茎が少し湿気を帯びているくらいの量にしましょう。たくさんの水を入れてしまうと乾燥までに時間がかかり茎が痛んでしまうため注意しましょう。 - 自然に蒸発するのを待つ。
早く乾燥させようと日に当てたり、暖かい場所においたりせずに風が通る場所に置きましょう。
ドライインウォーターは出来上がるまでも、切花と同じように楽しむ事が出来ます。ハンギング法とは違い、水を使う場所でも湿気が多くない場所であれば置いて乾燥を待つことができます。
湿度によって仕上がる時間や見栄えが変わってくるため、季節や風の入り具合によって出来上がりに違いが出ますが手間は少ない方法なのでかすみ草をドライフラワーにする時はおすすめです。
ドライインウォーター法でかすみ草のブーケを作るポイント
新鮮なかすみ草を使いましょう。
少し時間が経っているものや、色が変わっているものを使ってしまうと乾燥が進むにつれてさらに色が悪くなってしまい質感も変わってしまいます。乾燥させるからといって乾燥しがちなものを選ばず、茎にも花にも水気が多くふっくらしているものを選びましょう。いただいたお花でも飾ってからではなく、早めにドライにする様にしましょう。
花びらが多い花や、肉厚な花びらにはむいていません。花びらが薄く、花びらと花びらの間に隙間がある物のほうがむいている方法です。また茎が太いものは乾燥する前に茎が腐ってしまうのでドライインウォーターでの乾燥には向いていません。
乾燥が進むと茎が折れやすい状態になるため、通る時に当たらない位置に置いたり物の移動が少ない場所に置き、注意し出来上がりを待ちましょう。
花瓶の中の水はそのままで良いです。途中水を足さずに、変えないまま最初に入れた水が乾燥するのを待ちましょう。