PCを処分する時は初期化にすることが大切です。
初期化する方法について詳しく説明しますので、まずはそちらを参考に初期化を行いましょう。
初期化する際に注意したいこと、それは、データをゴミ箱に捨てて初期化したと思いこんでしまうことです。
一見元の状態に戻ったように見えますが、それではまだまだ不十分。完全にデータを消すことが必要です。
壊れたPCこそ要注意!壊れているから安心、ではないことを知っておきましょう。
PCには個人情報が溢れています。
自分の身を守るためにも、PCを処分する時は十分注意しましょう。
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PC処分で初期化するには?初期化方法は主に2つ
PCを処分する時には、初期化が不可欠
パソコンは、より高性能に、より薄く軽くなるなど年々進化しています。
パソコンは決して安くはない買い物の部類ですが、他の電化製品と同様に、永遠に使い続けるのは難しい物です。
パソコンに使われている部品が使っていくうちに劣化したり、バッテリーが消耗してしまうからです。
今使っているパソコンよりも高性能で、処理スピードが早いパソコンがあれば、今のパソコンから乗り換えたいという人も多いでしょう。
パソコンは、電化製品ですが、「PCリサイクルマーク」という物が付いているパソコンなら、処分料はかからず、無料です。
そのため、テレビや冷蔵庫といったリサイクル料がかかる家電とは違い、処分料に関しては心配しなくても良いのですが、パソコンの場合は別の問題があります。
それは、パソコンに付いているハードディスクです。
初期化は2種類の方法で
初期化とは、簡単に言うと、ハードディスクに保存されているデータをすべて消去し、購入時のまっさらな状態に戻すことです。
初期化すれば安心?PCを処分する時は完全にデータを消去することが大切
PCの初期化ではデータは完全に消去されていない
パソコンを処分する時は、初期化が必要で、初期化の方法も前項でご紹介しましたが、実はこの初期化では、表面上のデータを消しているということ。
言わば、部屋のちらかったゴミを一旦押入れに押し込めて部屋だけをキレイに見せているということです。
そのため、押入れに閉じ込めたゴミ(データ)は、データ復元ソフトを使えば、また元の状態に戻すことも出来るのです。
PCを捨てる時は、データを完全に消去することが重要です。
壊れたPCなら処分する時初期化しなくても問題ないのか
壊れたPCでもハードディスクは無事ということも多い
でも、この考えは危険です。
PCが動かなくなるということは、中の部品が故障や劣化で不具合を起こしていることが考えられますが、それはメイン基板や電池で、ハードディスク自体には問題がないということもあります。
トラブルを切り分けしていき、ハードディスクに問題がないということが分かれば新しいPCにハードディスクをつなげてデータを移し替えた上で、完全に初期化することで安全に処分することが可能です。
壊れたPCも含め、業者に処分をお願いするのが最も簡単で安全な方法
自分でPCの初期化や分解は難しいという時は業者に依頼
PCを処分する時には、データを完全に消去する必要があるということをご紹介してきましたが、パソコンにそれほど詳しくない人にとっては、今まで使ったことがないソフトを使って初期化したり、ハードディスクを取り出すという作業は、難易度が高すぎると感じる人もいるかもしれません。
特に、女性の場合はパソコンの分解はしてみたことも、やってみようと思ったこともないという人もいるでしょう。
PCを初期化する前に注意したいこと、初期化せずに処分してしまうリスク
ネット上に公開された情報を食い止めるのは不可能に近い
実際に、初期化せずにPCを捨ててから、迷惑メールが増えたり、見に覚えのない購入履歴があったりというケースもあるようです。
財布の現金を落としたら、現金が使われて終了ですが、PCの情報漏えいは、一度漏れてしまったら、全世界へ発信されてしまい、もはや消去したくても出来ないという状態になってしまう危険なものなのです。