玄関先のコンクリートに発生した赤いダニ。
駆除方法として市販の殺虫剤を使うといった方法もありますが、洗濯のりも赤いダニの駆除方法として効果的です。
洗濯のりがなぜ赤いダニの駆除に効果的なのでしょうか。洗濯のりを使った駆除方法とは?
殺虫剤を撒き散らすことに抵抗を感じている方必見です。
室内に赤いダニが侵入した場合の駆除方法も併せてご覧ください。
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赤いダニの駆除方法として潰すのではなく洗濯のりが効果的な理由
微笑ましい気持ちで隣にしゃがんで描いている絵を見ていると、赤い点が動いているのが目に入りました。「あ、ダニがいるから離れて」と子供に声をかけました。
ダニと言うと怖いイメージがあります。マダニなどに刺されると感染症を引き起こして重症化することもあると聞くので、ダニはとにかく警戒するべき存在です。
しかし、調べてみると赤いダニはタカラダニと呼ばれるダニで人に害を与えるものではないようです。
しかし、それでも手に付いたりすると気分がよいものではありません。
赤いダニはコンクリートを好んで生息する
潰すと赤い色が付くので潰して駆除する事はおすすめできません。ただ水で流しても水流に逆らってコンクリートにしがみついていたり、流れても移動するだけで駆除にはなりません。
洗濯のりと台所用の中性洗剤を使用して駆除する方法がおすすめです。
洗濯のりを使った赤いダニの駆除方法、駆除液の作り方
赤いダニを駆除する溶液を作ってみましょう。
- 台所用の中性洗剤と洗濯のりを大さじ2杯ずつ500mlのペットボトルに入れます。
- 水を半分程度まで入れてよく振り、更に水を満たして蓋をして上下逆さまにしてよく振って混ぜます。
基本はこの分量となり、使用すると20~30分程度で固まります。
しかし、温度や湿度に関係して固まりづらい場合があります。その場合には洗濯のりの割合を増やして下さい。
子供やペットが触っても問題の無い成分を使用しているので、安心して使用できます。
洗濯のりを使った赤いダニの具体的な駆除方法とポイント
液体を作ったら実際に使用してみましょう。
- まずは作った液体を霧吹きに入れます。
- 赤いダニが居る辺り全体に吹きかけます。
- コンクリート全体が濡れて水がたまる程度にかけると赤いダニは息ができなくなってしまいます。
- 液体は時間がたつと固まるので、赤いダニはそのなかにホールドされます。
- 固まった物体をほうきで掃いて集めて処分すると赤いダニの身体も残ることなく処理することができます。
固まった物体はそのままにしておいても赤いダニが復活することはないのですが、雨に濡れてベタベタしたり台所用洗剤の成分で滑ったりすると危険なので、固まった時点で取り除いておくことをおすすめします。
そのままにしておくと、我が家の子ならば9割の確率で固まった物体をぺりぺりと剥がして遊ぶので速やかに撤去します。
繁殖力が強い赤いダニ。赤いダニが好む条件と季節について
赤いダニの生態はまだ完全には解明されていません。
性別はメスだけしか発見されていないので、メスのみで繁殖して増えることができると考えられています。
非常に繁殖力が強く、成長も非常に早く孵化してから10日程度で大人になります。そのため繁殖し始めると一気に増えます。
暑い時期に乾いたコンクリートでよく見かけます。そのため梅雨明けして温度が高くなった時期に繁殖すると考えられています。
記憶を振り返っても、雨の日に赤いダニを見た記憶がありません。
決まって乾いたコンクリートや砂利の上で見かけました。あの小ささなので少量の雨でも流されてしまい身動きがとれなくなるので、雨の日は陰に潜んでいて、晴れて乾いている間に活動するのでしょう。
室内に侵入した赤いダニの駆除方法もご紹介
赤いダニは人を刺したりかじったっりしたという事例は確認されていないようです。そのため人に害があることはないようですが、潰れると赤くなるので布などは浸み込んで汚れてしまいます。虫が苦手な私としては赤いダニに触りたくもないし、服などに付いて潰れられると非常に不快感を感じます。
特に洗うことの出来ない敷き布団などに付いて潰れるのは避けたいものです。
それでもベランダではコンクリートから伝って手すりにも登ってきて歩いているのを見かけるので、布団を干すと布団にも登ってくる場合があります。布団を干した後には赤ダニが付いていないかどうかよく見てから取り込むようにしてはいますが、何せ小さいのと我が家の敷布団はヨーロピアン調の複雑な柄で濃いボルドー色をしています。はっきり言ってあの小さな赤ダニを見落とさないというのは無理な話です。
赤いダニはガムテープにぺたっと貼り付けて取るのが一番
掃除機だと我が家のはサイクロンなのでゴミを捨てる時にまた出会ってしまいます。サイクロンのダストボックスのどこか隙間に入り込んでしまうかもしれません。紙パック式の掃除機でも同じ心配があります。
害が無くても共存したくは無い生物が居るものです。赤いダニもその一種、駆除したいと思われる方は今回ご紹介した方法で対処してみて下さい。